一人ひとりに寄り添う事をめざして

先日1つの出産がありました

破水から始まり
陣痛発来。
ゆっくり、ゆっくりと子宮口が開いていき

子宮口10㎝になって
「もうすぐ!」というところで
陣痛が弱くなっていきました

長引く疲労で微弱陣痛になったと
考えられました
(微弱陣痛=赤ちゃんを押し出す力が
 弱まること)

私達助産師は手を変え品を変え
様々な方法でアプローチしてみます
心の中では
「がんばれ!がんばれ!もう一息」と
念じながら…。

言葉で伝える時もありますが
あえて言わない時もあります

あえて言わない時。
それは「もう十分に頑張っている」時です

産婦さんの頑張りにプラスアルファをして
「がんばれ」と言ってしまったら
その頑張りを認めていないことになってしまう

私たちは相手の気持ちに寄り添えるように
自身が寄り添う学びをしていく必要があります

テクニックや教科書での知識は
時間と共に上達していきます

ですが相手の気持ちに寄り添うことは
今、何が起こっているか
気づくアンテナを持てること
自分自身の感情や気持ちが健全であることが
前提だと思います

一人ひとり性格も気質も違う人間が対象なので
教科書通りに学んだようにはなりません

妊娠・出産・子育ての期間に
助産師が継続して関わっていくこと
助産師同士の交流や情報交換をして
お互いの学びを深めること

そうすることで
一人ひとりに寄り添える助産師を増やし
未だ助産師が踏み込めていない分野への進出を
目指します

Holisticな関わりは
  Well-beingに繋がる

これをモットーに
PROTON(プロトン)は
一人ひとり寄り添う事業を実現していきます

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